コロナ禍の中お盆が近づいていますが、「法事で3密を避ける方法は何かないかな・・・。」と悩んでいる方は多いと思います。
従来の方法の法事で3密を避ける事は難しいですが、今はネットでお坊さんがお経を読んでくれるサービスがあります。
また、3密を避ける方法としてネットで行う法事もあります。
しかも、どちらも企業サービスで行っている所であればほぼ全宗派に対応してくれますし、お寺が行っていれば、もちろんそのお寺の宗派という事になります。
『お坊さんがネットでお経を読む?お盆や法事で3密を避ける方法は?』と題して解説していきます!
お坊さんがネットでお経を読む?
お坊さんがネットでお経を読むと聞いて、ピンと来ない方の方が多いと思います。
これはリモート読経といって、スマホやパソコンを通してオンライン上でお坊さんにお経を読んでもらうという事です。
リモート読経の動画
実際の映像を見た方が分かりやすいと思うので、こちらの動画をご覧ください。
お坊さんがお寺のご本尊の前でお経を読んでいる様子が映像になっています。
もちろん、これは一例の動画なので、宗派は他にも色々対応してくれます。
動画にお経の字幕が出ているので、お坊さんと一緒にお経を読む事も出来ますね。
また、動画によっては読んでいるお経の意味を分かりやすく解説してくれているものもあります。
今自分が読んでいるお経にはどんな意味が込められているのかを知る事も出来ますね。
でも、これだけでは、ただのお経の動画です。
問題は、お坊さんがお経を読む動画をどの様に使って、3密を避けながら法事や法要をするかという事です。
この様なサービスを展開しているお寺や会社が増えて来ているので、次の章でそのシステムや料金を簡単に説明していきます!
お盆や法事で3密を避ける方法は?
「お盆や法事で3密を避ける方法は何かないだろうか・・・。」とお悩みの方に朗報です。
今はオンライン法事というものがあります!
オンライン法事とは、スマホやパソコンを通してネット上で法事を行う事です。
先ほど説明したリモート読経もそのうちの1つですし、ほぼ全宗派に対応してくれます。
新型コロナウイルスの影響を受けて、お寺でも法事の参加人数の制限を設けたり、お寺の中の消毒などを行なっています。
ですが、会食や法事でのクラスターが発生しているのも事実で、従来の親戚一同が集まる方法では不安だという方も多いと思います。
それでも、お盆に家族皆で故人を偲ぶというのは大事なイベントでもあります。
オンライン法事なら、お寺にいるお坊さんとネットで中継しながら法事を行いますので、安全に3密を避ける方法だと思います。
オンライン法事のシステムを解説!
言葉だけではイメージしづらいと思うので、イラストを使って簡単にシステムを説明します。
1.申し込み | 2.電話で打ち合わせ |
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|
3.通信テスト | 4.道具の準備 |
5.メールが届く | 6.法事を行う |
7.料金(お布施)の支払い | 8.終了 |
- お寺やオンライン法事を受け付けている会社に電話やメールで申し込みをする
- 手配されたお坊さんと法事や通信テストの日程について電話やメールで打ち合わせをする
- 打ち合わせで決めた日にテストを行なって、通信環境に問題はないかチェックする(会社によっては機材の貸し出しをしてくれる所もある)
- 当日までに位牌やお線香などを依頼者側で準備する
- 法事の前日までにネット中継に必要な情報が記載されたメールが届く
- 当日に事前に届いたメールのURLを開き、ネット中継しながら法事に参加する
- 法事後に料金(お布施)を支払って終了(ATM・ネットバンキングやPayPayなど)
料金形態は大体3万円から5万円に設定されている場合が多く、ほとんどの会社でこの料金事体がお布施になっていますので、【料金】=【お布施】です。
明朗会計ですが、開眼供養などが必要な場合は別途必要です。
ここに掲載した手順はあくまで一例で、お寺や会社によって当日までの準備や料金に違いが出て来ます。
基本的に最初から最後までなるべく人に会わずに法事が出来る様になっています。
法事の形はその家によって変わって来ますので、まずは電話やメールで問い合わせをしてみましょう。
オンライン法事やリモート読経についてもっと詳しく知りたいという方はこちらの記事もご覧ください!
終わりに
年に1度しかないお盆に、親戚で集まることが出来ないのは何だか寂しいものがあります。
ですが、3密を確実に避けられるリモート読経やオンライン法事は、コロナ禍のお盆において非常に有効な方法だと思います。
家族の安全を確保しつつ故人を偲べるこの方法をぜひご検討ください!
今回は『お坊さんがネットでお経を読む?お盆や法事で3密を避ける方法は?』をご紹介しました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!