出典元:IT media NEWS
2020年3月14日、マイクロソフト社の創業者ビルゲイツ氏が、取締役を退任したと発表し、大きなニュースになっています。
マイクロソフト社といえば、アメリカの大手IT企業で、Windowsを開発した会社として有名ですよね。
その創業者であり、かつてCEOをつとめたビルゲイツ氏。
世界の個人資産ランキング(世界長者番付)で24年連続1位に選ばれたことがある、大富豪です。
また、最近では新型コロナウイルスの感染拡大対策に、ゲイツ氏が理事を務めているゲイツ財団が、約109億円を寄付しました。
一体、ビルゲイツ氏とは、どのくらいの資産を持っているのか、どんな経歴や学歴の人物なのか、詳しく調査してみました。
今回は『ビルゲイツの資産と年収・収入は?財団や経歴・学歴を調査!』をご紹介します。
ビルゲイツの資産と年収・収入は?
出典:MONEY VOICE
ビルゲイツの資産や年収・収入について見ていきましょう。
資産
2020年3月現在、ビルゲイツ氏の純資産は1,001億ドルだといわれています。
日本円に換算すると、約10兆7,107億円・・・
東京都の年間予算が約15兆円。
1万円札を10兆枚重ねると、その厚さは100キロメートル。
想像もつかない金額です。
2019年の世界長者番付によると、ビルゲイツ氏は総資産965億ドル(10兆6,150億円)で、世界第二位。
世界第一位は、Amazonの最高責任者、ジェフ・ベゾス氏(1,310億ドル/14兆4,100億円)です。
ベゾス氏は最近離婚を発表し、4兆円の株式を奥様に渡しているので、ゲイツ氏は現在、世界一の資産家かもしれません。
年収・収入
はっきりとした年収は分かりませんが、ビルゲイツ氏の全盛期の年収は、1兆6,635億円だと言われています。
時給に換算すると、1億8,000万円程。
いかに年収が高いかが、よく分かります。
CEOを譲り、会長職となっていた現在でも、年収は7,000億円程あったようです。
収入の内訳は、マイクロソフト社からもらっている役員報酬が約5,000万円。
それにプラスして、大部分は、マイクロソフト社の株の売却益や含み益からの収入です。
ゲイツ財団や経歴・学歴を紹介!
出典:日本経済新聞
ビルゲイツ氏が創設したゲイツ財団や、経歴・学歴について詳しく見ていきましょう。
ビル&メリンダ ゲイツ財団
ゲイツ財団とは、ゲイツ夫妻によって2000年に作られた、世界最大の慈善基金団体です。
アメリカワシントン州のシアトルに本部があり、約1,500人のスタッフが働いています。
主な活動内容は、発展途上国への農業開発や水・衛生整備の支援、薬・ワクチン開発への支援などです。
薬・ワクチンの開発部隊、それをアフリカなど世界各地に持って行く部隊と、両方の機能を兼ね備えた団体となっています。
コレラなど伝染病のリスクを減らす活動、アルツハイマー病やエボラウイルスのワクチン開発など、その活動は多岐にわたります。
ビルゲイツ氏は、アメリカのABCテレビのQ&Aで、次のように語っています。
ビルゲイツ談:「まだ、マラリアや結核に苦しんでいる人がたくさんいるのに、富裕層の資金の提供先が人間が長生きするための研究だなんて、自己中心的ですよね。」
世界で1位2位を争う大富豪のビルゲイツ氏ですが、こういった視点を持っているというのは、少し意外な気がしますよね。
実は、2017年9月、ゲイツ財団は東京に拠点を置いています。
日本の製薬会社がゲイツ財団から寄付を受け、薬・ワクチンの開発を行っているそうです。
ここから、世界の人たちを救う薬が開発されることを願います。
経歴
ビルゲイツ氏は、1955年、シアトルで生まれました。
ハーバード大学2年生の時にポール・アレン氏とマイクロソフト社を設立。
そして、1995年に発売開始したWindows95が爆発的にヒットします。
Windows95とは、それまで、一部の人しか使うことがなかったパソコンやインターネットを一般に普及させた立役者です。
インターネットの搭載や、カラー画面、今では当たり前の「スタートボタン」が初めて使われたのもこのシリーズ。
一気にマイクロソフト社は飛躍を遂げ、ビルゲイツ氏は世界長者番付上位の常連となりました。
2000年に、CEOから会長職となり、ゲイツ財団を設立し、世界の貧民救済のための活動を行っています。
2020年3月、取締役から引退することを発表し、今まで以上に途上国の教育・医療問題や気候問題に取り組んでいくそうです。
学歴
ビルゲイツ氏はシアトルの進学校、私立レイクサイド中学・高校出身です。
のちにマイクロソフト社を共に創る、ポール・アレン氏も同じ時期にレイクサイド中に通っていました。
1973年にゲイツ氏はハーバード大学に入学します。
ハーバード大学3年生の時にビルゲイツ氏は大学を出て、マイクロソフト社の事業に専念することになります。
まとめ
マイクロソフト社、取締役を引退したビルゲイツ氏について、ゲイツ財団や資産や年収、経歴や学歴など詳しく見てきました。
ゲイツ氏は、誰もが簡単にパソコンを使い、インターネットで調べ物ができる時代を作った最大の功労者です。
マイクロソフト社は引退されましたが、これからも世界中で困っている人たちのために手を差し伸べるのでしょう。
まだ64歳と、十分お若いので、これからの活躍にも注目ですね!
今回は『ビルゲイツの資産と年収・収入は?財団や経歴・学歴を調査!』をご紹介しました。
最後までご覧いただきありがとうございました!