2020年の東京都知事選について、「ホリエモン新党」のポスターに注目が集まりました。
なぜならポスターに立候補者本人の画像ではなく、実業家の堀江貴文さんことホリエモンの画像が使われているからです。
「なぜ候補者の写真ではないのか?」「これって選挙違反じゃないの?」と思った方が少なくないのではないでしょうか?
もちろん選挙違反なら犯罪に当たるわけで、大変なことですよね。
そこで、ホリエモン新党のポスターは違反ではないのかと、政策とその目的を調べてみました。
今回は『ホリエモン新党ポスターは違反じゃないの?本人不在の政策目的は何?』をご紹介します。
ホリエモン新党ポスターは違反じゃないの?
出典:東京新聞
ホリエモン新党のポスターには、なぜか東京都知事選には出ていない堀江貴文さんのポスターが使われていました。
「候補者以外の画像をポスターに貼ってもいいのか?」「これって選挙違反じゃないの?」と思った方が多いのではないでしょうか。
これに対して都選管事務局の佐藤竜太選挙課長が「違法とまでは言えない」と答えています。
「選挙ポスターは本来、候補者が誰かを分かりやすく伝えるもの。選管としても正直、困っている」と打ち明ける。ただ「違法とまでは言えない」と話す。
選挙ポスターについて公選法が記載を求めているのは掲示責任者と印刷者の名前と住所のみ。選挙妨害や利益誘導などの記載をしなければ、だれの写真や名前を載せるかは候補者の自由。斉藤さんと服部さんは同じポスターを使用しているが、それも違法ではないという。
出典:東京新聞
つまり、「名前」と「住所」正しければポスターの画像は別でも法的には問題がないということになっているということです。
顔と名前を同じにするのは普通だと思うのですが、法律がそこまで求めていないというのは驚きですね。
この件についてはホリエモン新党の党首である立花孝志さんが自身のYouTubeチャンネルで解説しています。
出典:立花孝志公式チャンネル
都民からすると、「名前と画像が別でややこしい」と思われるかもしれません。
しかし都議会議員選挙でも、都民ファーストの会が選挙ポスターに候補者ではなく小池百合子さんの画像を貼って使った事例がある様です。
候補者とポスターの画像を別人にする手法を使ったのは、ホリエモン新党が初めてではないということですね。
そこまでして実現したい政策とは一体何でしょうか?
本人不在の政策目的は何?
ホリエモン新党ついて、立ち上げの目的を聞かれた立花孝志さんは「堀江氏の合法的な宣伝活動」と答えています。
立花氏は、立ち上げの目的について、東京都知事選(7月5日投開票)への立候補の可能性が取りざたされている、実業家の堀江貴文氏を宣伝する意図があると明かした。
「堀江さんが出馬する可能性は高い」とし、「途中で私に投票しないようYouTubeで呼びかける。立候補はあくまで堀江さんの当選の可能性を上げるため」と語った。
出典:HUFFPOST
つまり堀江貴文さんを都知事に当選させることが目的だということになります。
結局堀江貴文さんは出馬しませんでしたが、東京都への提言を書いた書籍「東京改造計画(2020/5/30発売)」が発売されており、その提言を実現することが党の目的と言っていいのではないでしょうか。
出典:Rakutenブックス
東京改造計画(一部抜粋)
・現金使用禁止
・オリンピックはリモート競技に
・紙の教科書廃止
・低容量ピルで女性の働き方改革
・限りなく生活コストを下げる
・「ジジ活」「ババ活」で出会い応援
堀江貴文さんの秘書であり、ホリエモン新党から出馬した斎藤健一さんも「堀江氏の提言を浸透させるのが目的」としており、この提言がいつか形になる日があるかもしれません。
個人的には堀江貴文さんには出馬して欲しかったですが、過去に広島6区から衆議院選に出馬したご経験がありますから、いつか政治家堀江貴文が誕生する日が来るかもしれませんね^^
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まとめ
今回はホリエモン新党のポスターは違反ではないのかと、その政策とその目的を調べてみました。
ずらりと並んだ堀江貴文さんの選挙ポスターを見て、「選挙違反では?」と思った方が多かったのではないでしょうか。
実際には「名前」と「住所」が合っていれば法的には問題はなく、よく実行できたと驚くばかりです。
NHKから国民を守る党の党首でありホリエモン新党の党首でもある立花孝志さんは、本当に奇抜なことが得意ですね。
もしかしたら、アフターコロナ後の東京には前回の公約実現ゼロの小池百合子さんよりも、奇抜なこともできるホリエモン新党の様な実行力のある党の方がいいのかもしれませんね^^
今回は『ホリエモン新党ポスターは違反じゃないの?本人不在の政策目的は何?』をご紹介しました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!