現在、会社以外で仕事をする働き方が増えているのを知っていますか?
2016年に政府が掲げた「働き方改革」やインターネットの普及により会社以外で働く選択を取れるようになりました。
最近ではコロナウイルスの影響で会社自体が出社を自粛するようになり、ますますこの動きは加速すると思われます。
新型のウィルスが流行っている状況で出勤なんてしたくないですよね?
しかし選択と言っても、在宅勤務、テレワーク、リモートワークの違いを知っている人は少ないのではないでしょうか?
そこで、この3つの違いを簡単にサクッと解説しようと思います^^
今回は『在宅勤務・テレワーク・リモートワークの違いって何?』をご紹介します。
在宅勤務・テレワーク・リモートワークの違いって何?
在宅勤務・テレワーク・リモートワークの違いは、「自宅で就労」または「会社以外で就労」ぐらいで大きな違いはなく、大体同じような意味で使われています。
ただ細かい違いはありますので、その部分を簡単に説明いします。
在宅勤務とは?
在宅勤務とはその名の通り、「自宅を就業場所にする」働き方です。
みなさんも一度は「会社の仕事を家でできたらいいのに」と思ったことありますよね?
この「自宅を仕事場にする」ことが在宅勤務の特徴になり、通勤する必要がなく、家にいながら働くことになります。
障害者や足の不自由な高齢者のようなハンディキャップを持った方も働くことが可能になり、就業人数の増加や「ダイバーシティ(多様性)」の促進にも繋がります。
また育児中の女性も働くことができるので、女性のキャリアアップを推進することにもなるなど、メリットはたくさんあります。
テレワークとは?
テレワークとは、「会社以外で働くこと」の総称です。
tele(離れた所)とwork(働く)の言葉を組み合わせた造語で、「離れた所で働く」という意味になります。
1970年代にアメリカで起きた、車による大気汚染や2度の石油危機を解消する目的で生まれたと言われています。
在宅勤務と違い、自宅以外のネットカフェやコアワーキングスペースで仕事をすることもテレワークになり、働く場所を自由に選べるのが特徴です。
ちなみに、在宅勤務は「内勤型テレワーク」と呼ばれるテレワークの1つです。
スターバックスでコーヒーを飲みながら、MacBookで仕事をすることもテレワークに入ります(カッコいい)
リモートワークとは?
モートワークはテレワークと同じ意味で使われることが多いです。
1つ違いを挙げると、WebやITエンジニア等の分野で使われることが多く「スキルを持った人がチームで働く」という意味合いが強いようですね。
テレワークとさほど変わらないので、あまり気にしてなくて良いと思います。
違いを簡単に解説!
在宅勤務、テレワーク、リモートワークの違いは大まかには分かっていただけたかと思います。
次に、この3つの働き方の特徴を簡単に解説します。
在宅勤務の働き方
在宅勤務は自宅で仕事をするので、プラベートと仕事の境界が曖昧になり、時間の使い方が非常に柔軟になります。
育児中であれば、子供の面倒を見て仕事をしてを交互に行き来することが可能で、非常に融通がきく働き方ができます。
なにかやりたいことがある場合でも時間の使い方は自由ですので、目標や時間の管理が得意な人にはオススメな働き方ですね。
一方、労働実態が不透明になったり、コミュニケーション不足になるリスクもあります。
個人的には使える時間が増えたり時間の使い方も柔軟になるので、一番オススメな働き方です^^
テレワークの働き方
就業場所や時間を自由に選べることで、「ワークライフバランス(仕事と生活の調和)」ができるようになる働き方です。
自宅で就業できない理由がある場合でも、テレワークであれば会社以外で仕事をすることが可能です。
また仕事を探すとき自宅から離れた会社でも就業できますので、選択肢の幅が広がることは間違いありません。
日本全国どんな会社にも就職可能なんて、ステキじゃありませんか^^
仕事の時間も自由になり、午前中だけ仕事や夕方から仕事を始めることもできるので、真の「ワークライフバランス(仕事と生活の調和)」が実現できます。
リモートワークの働き方
リモートワークはテレワークとほぼ同じなので、違いはほとんどなく働き方の違いはまったくと言っていいほど変わりません。
ただ、webやITエンジニアの分野ではこちらが多く使われているので、そういった仕事をしている人に対しては、こちらの言葉を使ったほうがよく伝わるかもしれませんね。
個人的にはリモートワークのほうがかっこいい気がします^^
まとめ
在宅勤務・テレワーク・リモートワークの違いを分かっていただけたでしょうか?
はっきり言ってこの3つには大きな違いはなく、自宅か会社以外で仕事をするかの差でしかありません。
メリットも共通しているので、きっとこれから多くの企業で採用されると思われます。
またコロナウィルスの広がりが懸念される中、働き方を変えることで自身や他人への感染を防ぐこともできます。
先行して在宅勤務を導入したGMOインターネットグループでは、従業員の7割が「大きな問題なし」と答えるなど成果もでいます。
これからの新しい生き方として、みなさんも検討してみてはいかがでしょうか。
今回は『在宅勤務・テレワーク・リモートワークの違いって何?簡単に解説!』をご紹介しました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!