ドラマあらすじサイトは沢山ありますが大分詳細なあらすじです。『ヒーラー〜最高の恋人〜』はチ・チャンウクの出世作。2014年の作品ですが色褪せることなく何度観ても楽しいドラマです。単なるラブコメでもアクションでもない骨太なストーリー展開です。 多少の間違いは笑って許して下さいね(>_<)チャンウクの写真多めですが是非お楽しみ下さい。 |
『ヒーラー〜最高の恋人〜』キャスト
チ・チャンウク | ヒーラー/ソ・ジョンフ(パク・ボンス)闇の便利屋 |
パク・ミニョン | チェ・ヨンシン WEB新聞芸能記者 |
ユ・ジテ | キム・ムンホ ABS放送スター記者 |
キム・ミギョン | チョ・ミンジャ ヒーラーのパートナー |
パク・サンウォン | キム・ムンシク チェイル新聞オーナー |
ト・ジウォン | チェ・ミョンヒ ムンシクの妻 |
パク・サンミョン | チェ・チス ヨンシンの養父 |
パク・サンウク | ペ・サンス ダブルエスガード社長 |
チョ・ハンチョル | ユン・ドンウォン 警察庁サイバー犯罪対応センター班長 |
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【番組チェック】<#KBSWorld>#チ・チャンウク& #パク・ミニョン主 演!「#ヒーラー ~最高の恋人~」2016年11月2日(水)KBS World初放送スタート!https://t.co/VHT4xQ6Clq pic.twitter.com/ZXO2nm9TBS
— Korepoコレポ (@Kkorepo) October 23, 2016
『ヒーラー〜最高の恋人〜』あらすじ
第1話
建設途中のビルの奥でテニスゲームに興じる若者がいた。コンクリート剥き出しの寒々しいこのビルに住んでいる様だ。彼の夢はパナマ運河の青い海に浮かぶ無人島で暮らすこと。そこにぶっきら棒な女性の声がスピーカーに流れる。
「ヒーラー、仕事よ」
「俺にはハッキングするなよ!」
そんな会話を交わしながらプロジェクターで壁に映し出された無人島の写真を見てため息をついてから全身真っ黒な服装で駅に出かける。
彼の名はソ・ジョンフ、コードネーム「ヒーラー」として闇の便利屋をしていた。人殺し以外なら何でも引き受ける。
【目標は無人島購入すでに資金の64%保有】
イヤホンで連絡を取り合っているのは50代女性チョ・ミンジャ。パソコンに囲まれているやり手のハッカーで元刑事。
報酬の分け前の相談をしながら彼は依頼を遂行するためにある男性を保護しようとしていた。また危ない依頼だ。対抗馬の大手便利屋ダブルエスガードが来ているが向こうは流石の人海戦術。まるで007の様な映像が映るサングラスの情報を元に、サラリーマン風の男を守る。
電車を止め大騒ぎになる中追っ手を巻きながら戦う。ジョンフのイヤホンから淡々とミンジャの声が聞こえる。
「あと何人?次の電車が来るまで2分10秒・・・」
「まったく!500万ウォンじゃ割に合わない」
華麗に舞う様に次々と襲ってくる男達を倒していく。
「1分20秒・・・」
もう邪魔する者はいなかった。ジョンフ「ヒーラー」は異常に強かった。
一方、若く小柄な女の子がマンションの部屋の前でウロウロしていた。宅配便を届けるふりをしてある芸能人の部屋に無理矢理取材に行こうとしていた。
可愛い外見と裏腹にやる気があって向こう見ず。彼女は全く上司の言うことを聞かない。WEB新聞サムデー芸能記者のチェ・ヨンシン。それが彼女の名前。
8才の時に養子に入り育ての父チェ・チスと楽しく暮らしているが本心はずっと実の親に会ってみたいと思っていた。
【目標はキム・ムンホの様な一流記者になる事】
突撃取材の後、駐車場で怪しい男が興奮しながら電話で話している内容をこっそり聞いていたヨンシンはある言葉を耳にする。
「ヒーラー」
噂で聞いて憧れているが身元は全くわからない。記者魂に火が着いてしまい俄然、興味深々。
ABS放送のスター記者キム・ムンホはストライキが起きたサムハン工業の取材に出掛けていた。
会社の不正が原因で大規模なリストラが敢行された。困窮した従業員がガソリンを被り自分に火を付ける事件が起こっていた。後輩のジュンスを連れその従業員が入院している病院に向かう。大火傷のせいで声が出ない従業員のメモを読むムンホ。ABS放送のミンジェは美しい報道部長でムンホの元恋人。
「そのニュースは扱えないわ」
「頼むよミンジェ。2分45秒だけ!」
本番中、周りの制止を振り切り声にならない怒りと悲しみを一身に受け止めニュースで惨劇を報道するムンホだった。
【彼の目標は日々を耐え抜く事。あの子を探す事】
大手チェイル新聞社長キム・ムンシクは革張りのソファーに座りながら沢山のモニターに映る面々と今後の方針を相談していた。「サムハン工業の件をどう処理するか?」
マズイ情報を握っているコ・ソンチョルを始末しなければいけなかったが、ライバルのABS記者ムンホはソンチョルから情報を得ようとどこかの組織に頼んだ様だ。ムンシクが秘書に尋ねる。
「うちは誰に頼んだんだ?ソンチョルはこちらの身元を知っている」
秘書が答える。
「ヒーラーです。彼は腕が立って客の身元を聞かないことで有名です。」
「しかしソンチョルがこちらの身元を知ってるという事はヒーラーも知ったという事だ。“あのお方”に関わる事だ。1つの漏れもあってはいけない」
そう言いながら少し考え込んだムンシクはモニターの面々に向かって
「もうこれで。妻に薬を飲ませる時間なので」
そう言ってムンシクが向かった先にいたのは料理を準備する車椅子に乗った彼の妻ミョンヒだった。ミョンヒは亡くなった娘ジアンの命日の為にご馳走を作っていた。ジアンの父親はムンシクではなく“オ・ギルハン”。
目の前の沢山の写真立てにはジアンの写真の他に5人の若者の姿が写っている古びた写真が。ギルハンはその中の1人だ。
ムンシクが誰かに電話する。その相手はABS記者キム・ムンホ。ムンホはムンシクの弟だった。お互いがやっている事を承知で姪の命日の話をした後、ムンホは携帯を投げ捨てる。サムハン工業の一件も兄が裏で絡んでいることを知っていた。
時は遡り1980年11月、言論検問をかい潜りトラックで走りながら海賊放送をする5人の若者と助手席で寝ている男の子。何台ものパトカーの追跡をかわしまるで遊んでいる様だ。
なんとかアジトに辿り着いたメンバーは笑顔で乾杯する。みんなから可愛がられていた男の子の名前は「ムンホ」だった・・・。
話は現代に戻り、ヨンシンが出勤するバスの中。黒いキャップに黒いジャンパー、サングラスを掛けた男もバスに乗り込む。揺れた勢いで倒れそうになったヨンシンを支えたくれたのはジョンフ「ヒーラー」だったが・・・。
『ヒーラー〜最高の恋人〜』1話感想
チ・チャンウク演じるヒーラーが本当にかっこいいです!
韓国俳優さんはアクションのできる人がとても多いですが、この『ヒーラー』は序盤から戦うシーンがバンバン出てきます。チ・チャンウクは元々韓国人ぽくない顔つきなので、時代劇より現代劇の方が合っていると思います。
『奇皇后』の皇太子役では情けない役だったせいかあまり印象に残っていなかったのですが、このドラマで大ブレイクしましたね。
最初に観る前はアクション×ラブコメのよくある話かな〜と思ってましたが、意外に骨太の社会的メッセージが込められています。何と言っても、演出家が凄いですからね〜。
『製パン王キム・タック』のイ・ジョンソプ ですから!
過去と現代を行き来しながら物語が進んでいくのですが、どうやら1980年代に何かが起こったようですね。
ムンホがずっと探している人とはどうゆう関係の人間なんでしょう?
何故そんなに固執するのか?
個人的に4回目の視聴になりますが、何回観ても飽きが来ないドラマで超オススメです!
早速第2話に進みましょう(´∀`)
第2話に続く