『ヒーラー~最高の恋人~』第12話のご紹介です。11話ではジョンフとムンホが幼馴染みだった事、父親の事件当時の過去が分かりました。ヨンシンとのデートもサプライズが沢山あって韓国らしい素敵な演出でした。ムンシクの裏の顔を知ったミョンヒはどうなるんでしょうか? それでは第12話をお楽しみ下さい(´▽`) |
『ヒーラー〜最高の恋人〜』キャスト
チ・チャンウク | ヒーラー/ソ・ジョンフ(パク・ボンス)闇の便利屋 |
パク・ミニョン | チェ・ヨンシン WEB新聞芸能記者 |
ユ・ジテ | キム・ムンホ ABS放送スター記者 |
キム・ミギョン | チョ・ミンジャ ヒーラーのパートナー |
パク・サンウォン | キム・ムンシク チェイル新聞オーナー |
ト・ジウォン | チェ・ミョンヒ ムンシクの妻 |
パク・サンミョン | チェ・チス ヨンシンの養父 |
パク・サンウク | ペ・サンス ダブルエスガード社長 |
チョ・ハンチョル | ユン・ドンウォン 警察庁サイバー犯罪対応センター班長 |
『ヒーラー~最高の恋人~』第12話
あらすじ①~ソウル市長候補~
サムデーに行ったムンシクとオ秘書はヨンシンにお茶を勧められていた。ムンシクはヨンシンを見ながら、92年の事件後ミョンヒに頼まれジアンを警察から引き取ったあと、目を離した隙に行方が分からなくなってしまった事を思い出す。
ムンシクが会社に来たと聞いてムンホは急いで帰って来て、ヨンシンを部屋から出しムンシクから遠ざけるが兄から思いがけない話を聞く。
「お前は彼女を有名にすれば下手に手が出せないと思った様だが、そのお蔭で私はソウル市長候補になった。御大はジアンが私の弱点だと思っている。そして弱点は始末するのが御大のやり方だ。彼女が危ない、だから俺の側で安全に守るつもりだ」
ムンシクは笑いながら言った。
あらすじ②~蘇った記憶~
取調室に監禁されたジョンフの元にオ秘書がやって来る。ジョンフに会いたがっている父親の友人がいるからとムンシクの家に案内される。
「ワーオ、凄い豪邸だ!」
感激して家の写真を撮るふりをしながらオ秘書や監視カメラを撮ってミンジャに送る。書斎で素顔でムンシクと会い笑顔で握手するジョンフは、ロシアに留学していて何も知らないという設定だった。
そこへミョンヒが挨拶に来てムンシクがジュンソクの息子だと紹介する。泣きながらジョンフの顔を触り大きくなったと感激するミョンヒ。そこでジョンフは初めて父親が殺したのがミョンヒの元夫だと知る。
「違う。お父さんじゃないわ。それを聞きにきたの?勇敢ね、誰も知らないのに。そのままにしておいても良かったのに」
「好きな人が出来たんです。だから知りたかったんです」
ジョンフはミョンヒに『ジアン』の写真を見せられ記憶が蘇った。『ジアン』は『ヨンシン』だったと・・・!
あらすじ③~言えなかった秘密~
オ秘書の写真を調べていたミンジャがエレベーター事件の犯人がオ秘書だった事を突き止めた。それを聞いてジョンフは急いで会社に戻り、駐車場でいきなりムンホを殴り倒す。ヨンシンがミョンヒの娘だと分かったからだ。
「どうして死んだと?!俺たちに何をしたんだ!」
「ジョンフ、お前はあいつらのことを知らないんだ」
「あいつら?勝手にやってくれ。俺達は俺達で生きていく」
その足でチスのカフェに行き、ヨンシンを抱きしめるジョンフ。ヨンシンに事情を聞かれても本当の事は言えず、家に虫が沢山出て怖いからここに泊めてくれと言う。
あらすじ④~ジョンフのクリプトナイト~
ヨンシンの家で2人でカレーを作って食べていた。ヨンシンがたまたま彼の手を触った時に、手の感触が映画館で握った『ヒーラー』の手とよく似ていたが気のせいだと思い直す。
ヨンシンが部屋に行った後ジョンフはミンジャと電話で話す。
「姿を晒して窮地を救い、今度は刑事が見張っている家で彼女を守る?この間スーパーマンの話をしたわね。女のために新聞社に入る人よ。あんたの弱点は人間なのね。それがあんたのクリプトナイトよ」
「アジュマ、知ってたんだろ?俺の父親が彼女の父親を殺したって。俺を傷付けない為に言わなかったんだろ?チェ・ヨンシンが好きだ。逃げろと言わないで。逃げる方法なんて分からない・・・」
あらすじ⑤~御大の弟子の思考回路~
その頃、ムンホがムンシクの家に行くとミョンヒが発作を起こし入院する程悪くなっていた。ムンシクが2人で話そうと言ってもそれを無視してミョンヒの手を握りながらベッドの側から離れないムンホ。
ムンシクは御大が写っている動画をジョンフが持っている事を心配していた。オ秘書に尋ねる。
「あいつはどうやったら出てくる?仕方ない、あの手を使うか。残念だな」
あらすじ⑥~オ秘書の役目~
ジョンフは取材の為にヨンシンと2人で車に乗っていた。そこへミンジャからソ・ジョンフに会いたいとメールが来たと聞き確認する為眼鏡を掛けてメールを見る。
そこにはジョンフの母親が写っている写真が30分毎に送られて来ていた!ムンシクが動画を取り返す為にオ秘書に命じた事だった。
オ秘書に付けた発信機の信号が母親の近くで光っていて、母親の携帯を追跡してジョンフは急いで向かう。ヨンシンに適当な嘘を言って車に置いて建物の中に走って行く。
オ秘書はジョンフをおびき寄せる為に母親の携帯を盗み、ミンジャにわざと信号を追わせて母親には手を出さなかった。
あらすじ⑦~天才ハッカーvs警官ハッカー~
その現場でサンス達を追っていたユン刑事のパソコンに妨害が入るがそれはミンジャだった。逆探知しようとユン刑事はパソコンでやり合うが、もう少しの所でミンジャは電源を全て切って逃げてしまう。
ミンジャと連絡が付かなくなったジョンフはオ秘書におびき寄せられサンス達に麻酔銃で打たれる。意識がぼんやりする中ジョンフは必死に戦っていたが、サンス達の動きに気付きユン刑事も追っていく!
血だらけになりながら逃げるジョンフは意識を失って倒れてしまうが、そこへサンス達に追い詰められ立ち尽くすジョンフに似た後ろ姿の男が??
戻ってきたミンジャがパソコンの電源を入れると、ジョンフの心拍音を測る画面でアラームが鳴っていて、何度も呼びかけるがジョンフは答えない。そしてミンジャはジョンフの安否を確かめる為に初めて直接ヨンシンに電話をする。
「パク・ボンスをご存じで?危険な目に遭ったようです」
『ヒーラー~最高の恋人~』12話感想
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ムンシクはどこまで出世するんでしょうか?実際に韓国ではソウル市長は大統領への近道と言われてます。17代大統領のイ・ミョンバクがまさしくそうですね。因みにこの方は日本の大阪市生まれで、韓国に行くまでの日本の名前は月山明博(つきやまあきひろ)でした。
話をドラマに戻しますと、ジアンがヨンシンだったとやっとジョンフが知りました。ムンホが何故黙っていたのかという感情が私には理解出来ません。ヒーラーがジョンフだと分かった時点で言うべきでしたね。
ジョンフとヨンシンの恋のシーンもいいのですが、今回はミンジャがジョンフの弱点を『クリプトナイト』と表現する所と、ユン刑事とのハッカー対決が面白かったです!
でも、ジョンフの「逃げる方法なんて分からない」というセリフは深くてカッコ良くて溜息が出ました(笑)
アクションシーンでは初めてジョンフが大怪我を負います。大ピンチに現れた男は誰なんでしょうか?