2020年6月12日都庁で東京都知事選への再出馬を、小池百合子さんが表明しました。
現職での出馬ということがあり、当選する確率はかなり高いと言われています。
しかし小池百合子さんは昔、アラビア語の通訳をしていたことや元ニュースキャスターだったことは知っていたでしょうか？
政治家2世でもなれけば、初めからから政治家だったというわけではありません。
「え？、そんなの知らなかった‥」と思った方が多いのではないでしょうか？
そこで小池百合子さんの経歴と学歴、プロフィールに年収と収入を調べてみました。
今回は『小池百合子の学歴や経歴にプロフィール・年収と収入は？』をご紹介します。
小池百合子の学歴や経歴にプロフィール
ここでは、小池百合子さんの原点である学歴と経歴をご紹介したします。
学歴
1968年4月 甲南女子中学校 卒業
1971年3月 甲南女子高校 卒業
1971年9月 関西学院大学社会学部 中退
1976年10月 カイロ大学文学部社会学部 卒業
小池百合子さんの実家は、お父さんが原油卸会社を経営されていてかなり裕福だった様です。
中高と偏差値の高い学校に入り、ESS(英語研究会)に所属しながらテニスとソフトボールもたしなむ文武両道の優秀な学生で、座右の銘は「そなえよつねに」とオフィシャルサイトで語っています。
小学1年生から中学3年生までガールスカウトで活動。ガールスカウトのモットーである「そなえよつねに」は今でも私の座右の銘です。自ら考えてあらゆることに対応することを訓練されたと思います。
大学は関西学院大学に入学しましたが、アラブの世界の影響がこれから大きくなると考え、大学を中退しアラビア語を学ぶためにカイロ大学に留学します。
もしかしたらこの辺りは原油卸会社を営むお父さんの影響があって、アラブの世界に関心がいったのかもしれませんね。
カイロ大学でアラビア語を学んだ小池百合子さんはその知識と技術を生かして、帰国後日本で仕事を始めることになります。
経歴
1978年 アラビア語通訳 アラビア語の教師として活動
1988年 「ワールドビジネスサテライト（テレビ東京）」初代キャスター
1992年 参議院議員 初当選
2003年 環境大臣 就任
2007年 防衛大臣 就任
2010年 自由民主党総務会長 就任
2016年 東京都知事 就任
日本に帰国後、アラビア語通訳と講師として働き始めました。
小池百合子さんのアラビア語の能力はかなり高い様で、元外務省の通訳者の方も次の様に語っています。
日本人のアラビア語能力について妥当な判断を下す能力を与えられた者として、言っておきたいことがある。小池百合子氏のアラビア語能力は高い」
出典：YAHOO!JAPANニュース
またYouTubeにアラビア語を使った小池百合子さんの動画がありますが、素人目に見てもかなり流暢に見えます。
出典：アカバンチャンネル１
その後、通訳での仕事が評価されアラファト議長の会見のインタビューをすることになり、これがきっかけでテレビのキャスターの仕事をすることになります。
アラファト議長（ヤーセル・アラファート）
出典：CNN.co.jp
パレスチナ自治区政府の初代大統領
1929年 エジプト・カイロ生まれ
1993年 パレスチナ暫定自治政府を設立
1994年 ノーベル平和賞受賞
確実に実績を積み、「ワールドビジネスサテライト」では初代キャスターを務めます。
1991年に起きた湾岸戦争での邦人人質事件では、キャスターでありながらアラビア語で直接犯人と交渉をし、放送業界の賞をもらうなど評価は高かった様です。
そして1992年日本新党から参院選に出馬し、見事初当選したことで政治の道に進むことになり、ここから政治家小池百合子の歩みが始まることになります。
その後の活躍は目覚ましく、女性初の環境大臣に防衛大臣、自由民主党の総務会長と輝かしい道を歩み続け、2016年に東京都知事に就任することになりました。
裕福な家庭に生まれたとはいえ、これだけの結果を残した方ですから人知れぬ苦労と努力があったことと思います。
プロフィール
1952年7月15日 兵庫県芦屋生まれ
1968年4月 甲南女子中学校 卒業
1971年3月 甲南女子高校 卒業
1971年9月 関西学院大学社会学部 中退
1976年10月 カイロ大学文学部社会学部 卒業
1978年 アラビア語通訳 アラビア語の教師として活動
1978年 アラファト議長のインタービューアーに抜擢
1988年 「ワールドビジネスサテライト（テレビ東京）」初代キャスター
1992年 参議院議員 初当選
2003年 環境大臣 就任
2004年 環境大臣 再任
2005年 「クールビズ」提唱
2007年 女性初の防衛大臣 就任
2010年 女性初の自由党総務会長 就任
2016年 女性初の東京都知事 就任
年収と収入は？
気になる小池百合子さんの年収と収入は、都知事としての報酬1253万円のみになります。
年収
小池百合子さんは都知事なので都条例に基づいて公開されている収支報告書を見ることで、年収を知ることができます。
公開されたデータによれば2019年の年収は以下の通りになります。
都知事としての報酬(2019年度) 1253万円
これは全国で最も給与の低い知事ということになり、全国一位である横浜市の1918万円の報酬との差額は665万円にも登ります。
ちなみに小池百合子さんの衆院議員時代の所得は公開されたデータを見てみると、2012年の年収は2173万円になっています。
議員時代に比べて下がるのはしょうがないのかもしれませんが、大都市東京の知事が全国の知事に比べて、最も給与が低いとはどういうことなのでしょうか？
収入
小池百合子さんの収入は都知事の報酬のみになっていて、しかも全国知事の中で一番低い給与になっています。
これは2016年7月の都知事選において「身を切る改革の姿勢を示す」と表明し、就任後に東京都知事の給与を半減する条例案が、全会一致で可決したためです。
まず自分自身が先陣を切って、給与を半減したのは流石の一言と言えるとのではないでしょうか。
知事報酬全国一の横浜市にも見習って欲しいですよね^^
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まとめ
今回は小池百合子さんの経歴と学歴、プロフィールに年収と収入をご紹介しました。
アラビア語通訳に元ニュースキャスターと、異色の経歴に驚かれた方もいるのではないでしょうか？
しかしそこから政治の世界に飛び込み、女性初の防衛大臣や総務会長、都知事と輝かしい経歴を残せたのは、小池百合子さんの能力の高さゆえだと思われます。
また都知事選においては「自ら身を切る」ことを実行できる稀有な存在でもあることがわかります。
そんな、保身には走らず改革を続ける小池百合子さんからますます目が離せませんね^^
今回は『小池百合子の学歴や経歴にプロフィール・年収と収入は？』をご紹介しました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました！
