アラフォー世代以降の方には「天才！たけしの元気が出るテレビ」の企画「ダンス甲子園」のメロリンQとしてもお馴染みの山本太郎さんが、2020年7月5日投開票の東京都知事選に名乗りを上げました。
俳優、タレントとして活躍したのち政治家に転身し、「れいわ新選組」代表としても有名な山本太郎さんですが、芸能界に身をおいていた頃から破天荒なイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか？
2013年10月、園遊会において当時天皇であった昭仁上皇に書簡を直接手渡す行為で物議を醸しだしたのは記憶に新しいところです。
今回の東京都知事選を機に、そんな山本太郎さんの学歴や経歴、プロフィール・年収と収入について調べてみました！
今回は【山本太郎の学歴や経歴にプロフィール・年収と収入は？】についてご紹介します。
山本太郎の学歴と経歴
引用元:産経ニュース
奇抜な発想や行動で知られる山本太郎さんですが、その原点となる学歴や経歴について調べてみました。
学歴
山本太郎さんの出身校は、大阪府の 箕面自由学園高校(みのおじゆうがくえんこうこう)です。
その名の通り自由な校風で、チアリーディング部が全国的強豪校として知られているなど部活動も盛んです。
山本太郎さんは剣道部に所属していたそうですが、サボり過ぎて退部させられてしまっています。
「ダンス甲子園」に出場したのは高校1年生の時で、これをきっかけに芸能界入りをはたしますが、きわどい衣装、特異なパフォーマンスが保護者の反感を買い、学校との関係も悪化。
こうした事から山本太郎さんは留年してしまいますが、この際学校側に「番組に出演しないか、自主退学か」という選択肢を迫られ、退学を選び芸能活動を本格化させていくことになります。
ちなみに、「ダンス甲子園」は高校生であることが出場資格だったため、結局この番組には出演できなくなってしまいました。
経歴
1990年 箕面自由学園高校入学、「ダンス甲子園」に出場し芸能界入り
1990年 箕面自由学園高校中退
1991年 映画「代打教師 秋葉、真剣です！」準主役により役者デビュー、以後数多くのドラマや映画に出演
2001年 映画「GO！」日本映画批評家大賞助演男優賞
2003年 「MOON CHILD」「ゲロッパ」「精霊流し」ブルーリボン賞助演男優賞
2011年 東日本大震災後、4月より反原発活動を開始
2012年 東京8区から無所属で出馬、落選
2012年 株式会社ソーラーリフォーム入社(退社年は不明)
2013年 参議院議員選挙に東京選挙区より出馬、当選
2014年 政党「生活の党と山本太郎となかまたち」に合流、共同代表となる
2014年 第19回東京都知事選に出馬、落選
2016年 政党名を「自由党」に改称、共同代表となる
2019年4月 自由党を離党、「れいわ新選組」を設立
2019年7月 第25回参議院議員選挙に比例区より出馬、落選
2020年6月 東京都知事選に立候補を表明
山本太郎さんの経歴は以上のとおりです。高校中退後は特に復学、大学進学などはしていません。
芸能界入り後は数々のドラマや映画に出演し賞なども受賞していることから、一定の評価を得ていました。
俳優時代はもちろん、「ダンス甲子園」にメロリンQとして出演していた頃から「将来の夢は総理大臣」とインタビューに答えていることから、若いころから一貫して政治家を目指していたようです。
2011年4月、東日本大震災後に反原発運動を開始したところから山本太郎さんの本格的な政治活動が始まりますが、その発言は奇抜だったり突拍子もない事が多いとされ、よくも悪くも話題にのぼる事の多い政治家となります。
山本太郎さんの話題となった発言や行動の一部をご紹介します。
2008年7月 「たかじんのそこまで言って委員会」において「竹島は韓国にあげたらよい」と発言、同日ブログにて謝罪
2011年11月 「東日本女子駅伝」開催について、「『復興しましたよ』ってアピールのためだけの行事」「東日本女子駅伝を中止に追い込みたい」と発言
2013年10月 園遊会において、昭仁上皇に直接手紙を手渡す。手紙の内容は明らかにされていないが、本人は「原発の現状を陛下に訴えたかった」と話している。
2015年9月 参議員本会議の安全保障関連法案の採決において、喪服を着用して投票を行い、安倍晋三総理に焼香するしぐさを行う。
驚くようなエピソードばかりですね！
政治家として、特に反原発活動と国民の経済格差の是正に力を入れている山本太郎さんですが、今回の東京都知事選では次のような公約を掲げています。
山本太郎氏の主な公約
●東京五輪・パラリンピックの中止
●都債発行で15兆円を調達し、都民一律10万円給付や学費1年免除、事業者補償など、新型コロナで疲弊した都民生活を底上げ
●「ロストジェネレーション」世代を中心に都職員を3千人増員
引用元:朝日新聞デジタル
引用元:れいわ新選組公式チャンネル
山本太郎のプロフィール
引用元:picuki.com
山本太郎さんのプロフィールをまとめてみました。
名前:山本太郎(やまもとたろう)
生年月日:1974年11月24日
年齢:45歳（2020年6月現在)
出身地:兵庫県宝塚市
身長:175cm(公称)
血液型:A型
趣味:サーフィン
職業:政治家(れいわ新選組代表)
所属:【表作成】2012年「新党今はひとり」、2014年「新党ひとりひとり」、「生活の党と山本太郎となかまたち」、2016年「自由党」、2019年「れいわ新選組」
山本太郎の年収と収入
ここでは、山本太郎さんの年収と収入についてご紹介します。
年収
山本太郎さんは2013年の参議院選挙で当選を果たし、参院議員となっていますが、2019年の参議院選挙では落選してしまい、参院議員の職を失っています。
ですが、参院議員時代の収入はかなりの金額だったと言われています。
国会議員の給料を「歳費」と呼びますが、歳費は「国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律」で次のように定められています。
歳費月額129万4000円×12ヶ月=約1553万円
期末手当(いわゆるボーナス)約635万円
歳費年額約1553万円+期末手当約635万円=約2188万円
このことから、山本太郎さんの議員時代の歳費による年収は、推定で約2200万円ほどということになります。
収入
山本太郎さんの国会議員時代の収入は、歳費によるものだけではありません。法律により、様々な費用に対する手当も定められています。手当の内訳を見てみましょう。
文書通信交通滞在費:議員1人あたり月100万円×12ヶ月=1200万円【国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律】
使い方自由の事務費:議員1人あたり月65万円×12ヶ月=780万円【国会における各会派に対する立法事務費の交付に関する法律】
文書通信交通滞在費年額1200万円+使い方自由の事務費年額780万円=年間手当1980万円
歳費年額約2200万円と年間手当1980万円を足すと、その額なんと約4200万円近く。議員時代の山本太郎さんはそれに近い金額を稼いでいたと推察されます。
ただ、前述のように現在は議員の職には就いていない山本太郎さん。
現在「れいわ新選組」の代表であることからなにかしらの収入があるはずですが、詳しいことはわかっていません。
ただ、「食べて行くには最低登録者1万人」といわれるYou Tubeにおいて、山本太郎さんのチャンネルは登録者6.4万人、総再生回数約1219万回であることから、生活に困る程の低収入というわけではないと推察されます。
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まとめ
山本太郎さんの学歴や経歴にプロフィール、年収と収入についてご紹介してきました。
高校中退であることはもちろん、その破天荒な発言や行動に驚いた方も多いかと思います。
ただ、公約や行動を見ていただければわかる通り、ここまで明確に国民の生活について対策を練っている政治家はあまりいないのも事実です。
「山本太郎」や「メロリンQ」の名前ばかりが先行しがちな方ですが、「たまに世間を騒がしてる人」くらいの認識だった方も、この記事を通して山本太郎さんの事を知っていただき、今後の参考にしていただければ幸いです。
今回の東京都知事選を機に、山本太郎さんの行動に注目していきましょう！
今回は【山本太郎の学歴や経歴にプロフィール・年収と収入は？】についてご紹介しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました！
