『ヒーラー〜最高の恋人〜』第20話最終回のご紹介です。ミョンヒが出て行きムンシクはどうなるのか?ジョンフは汚名を晴らせるか?ヨンシンとは?ムンホが考える作戦は? 最終回は長いです!!! 段落は解り易い様に筆者が創作したものでドラマには全く出て来ません。 それでは『ヒーラー最高の恋人』最終話をお楽しみ下さい( ´∀`) |
『ヒーラー〜最高の恋人〜』キャスト
チ・チャンウク | ヒーラー/ソ・ジョンフ(パク・ボンス)闇の便利屋 |
パク・ミニョン | チェ・ヨンシン WEB新聞芸能記者 |
ユ・ジテ | キム・ムンホ ABS放送スター記者 |
キム・ミギョン | チョ・ミンジャ ヒーラーのパートナー |
パク・サンウォン | キム・ムンシク チェイル新聞オーナー |
ト・ジウォン | チェ・ミョンヒ ムンシクの妻 |
パク・サンミョン | チェ・チス ヨンシンの養父 |
パク・サンウク | ペ・サンス ダブルエスガード社長 |
チョ・ハンチョル | ユン・ドンウォン 警察庁サイバー犯罪対応センター班長 |
『ヒーラー〜最高の恋人〜』最終回
あらすじ①〜本当にあのボンス⁈〜
ある日、ヨンシンが家に帰るとチスとチョンミンが縛り上げられていた。男達に襲われそうになった瞬間、ジョンフが現れて敵をなぎ倒していく。
気弱でケンカ1つ出来ないと思っていた『ボンス』が圧倒的に強くて、チスとチョンミンは呆気にとられ思わずジョンフに敬語で話していた!ジョンフは初めて正直な自己紹介をする。
「ソ・ジョンフです。今まで事情があって本名を言えませんでした。警察に通報を。店に強盗が入ったと。僕の事は内緒に」
帰ろうとしたジョンフは5秒だけと言い、チス達の前でヨンシンにキスしようとする。
また、その光景を呆然と見ているチスとチョンミンだった…。
あらすじ②〜あの手・この手で忙しい敵〜
その頃ムンホはマンションでミョンヒに今夜大事な話があると言っていた。仕事に行こうと駐車場に行くと、非通知で呼び出され車の中で女子高生を襲っているかの様な写真を撮られてしまう。
そこへデヨンが現れ記者から記録を奪い大丈夫だったが、ミンジャが姿を見せて
「あなたのような有名人は殺すよりこれよ。コ・ソンチョルを?LAから持ってきた動画よ」
ムンホは声しか知らなかったミンジャに初めて会えて感激しながらUSBを受け取った。
一方、会社の前では『デタラメな報道をするサムデーを処罰しろ!』とデモが起きていた。
あらすじ③〜お互いに名乗らない選択〜
チスのカフェを臨時休業にしてムンホとミンジャとヨンシンがUSBを前に打ち合わせしていた。
ユン刑事からミンジャに電話が来て、パク・ドンチョル殺しの真犯人を見つける為の鉄パイプに付いてる筈の指紋も血液も消されていた事を聞く。
そして、15分前に犯人の自白動画が届いたと。それはジョンフが脅されて嘘の自白をした動画で、殺人犯に確定された瞬間だった!その会話をパソコン越しにジョンフもヨンシンも聞いていた。
そこへ、ムンホがミョンヒを連れてカフェにやって来た。ムンホからヨンシンがジアンだと聞いた様だったが、何も言わず黙ってヨンシンの手を握り、チスからアルバムを見せてもらっていた…。
あらすじ④〜壊れたムンシク〜
ジョンフがムンシクの家に行くと、ムンシクは酒を飲んでいた。目の前のジョンフに、
「ジュンソクの息子か。ああ、こちらはキム・ムンシクさんだ」
ムンシクは誰も座っていないソファを指さす。
「キム・ムンシクはあなたでしょ?」
「何言ってる?若いくせに人の名前を覚えないとは。私の名前はオ・ギルハンだ」
ムンシクは30年以上もの長い時間、ミョンヒだけを愛し続けた。でも間違った愛だった。そして、見える筈のないジュンソクの幻影と話しながら1人で喋り続ける姿は完全に壊れていた…。
あらすじ⑤〜虎穴に入らずんば虎子を得ず〜
そこにオ秘書が現れ、ジョンフはロシアからの小包を餌に御大に会わせろと言う。いつものバーに連れて行かれカウンターで御大と話し始めた。
「私なら君を守れるぞ。殺人者であれ大丈夫なんだ。」
「俺はもう疲れた。好きな人と普通に暮らしたい」
ジョンフが携帯を渡すと
「あの女がこれをキム・ムンホに送ってきたと?君が奪ってきたと言うのか?よくやった」
あらすじ⑥〜雨後の筍〜
アン・チーム長が仲間になったと思っているジョンフやサンスに説明していた。
「この携帯を送ってきたのはキム・ジュユンという生化学者です。我々の投資で新しい細菌を培養をしていたが、この間彼女が破棄した。そして残ったサンプルを韓国に持って来ようとしている」
御大からはサンプルだけ確保してジュユンは始末するように言われていた。しかし、御大自身もまた終わりが近づいていた。ある日、男の声で電話が掛かってくる。
「総会の日が近づいてきました。今回はパク・ジョンデ代表の不信任案が提出されます。パク代表はぜひ出席し功罪について説明してもらいたい」
「誰がこんな真似を?クーデターのつもりか!」
「パク代表だけではなく我々の実体まで暴かれようとしている」
「貴様!私を甘く見るな」
御大は悔しそうに電話を切った。
あらすじ⑦〜好きな人+手柄7つ=?〜
カフェでミンジャ達がキム・ジュユンと接触する方法を探っていた。ムンホに直接会いたいと電話が来ていた。そこでムンホが生放送をしようと提案する。
ミンジャはユン刑事の協力を要請しに会いに行くが、昔好きだったミンジャに会えてユン刑事は喜んでいた。
ジュユンが送って来た動画を見てユン刑事は驚くが協力を迷っていると
「あんたが5年追っているハッカーの現住所7つを教える。しかも空港に行けば御大の元にいるハッカー、アンにも会える」
「えっ?7つ?いや、それは、あー」
ユン刑事は完全にぐらついていた。
あらすじ⑧〜切って落とされた火蓋〜
ジュユンが到着する日、ジョンフ、ヨンシン、ムンホ、ミンジャの4人は空港にいた。
ジョンフは御大の味方として来ていた為、他の3人とはあまり話せなかったが、心配するムンホに初めて
「ムンホお兄ちゃん」
と呼びムンホは心から喜んだ。
ユン刑事も部下を引き連れてスタンバイしていた。アン・チーム長とサンス組も大挙してムンホ達を囲んでいる。ヨンシンは女子トイレの中で撮影しようと準備していると、到着したジュユンからムンホに電話が入る。
何とかジュユンを女子トイレに送ると、ヨンシンは細菌サンプルと研究記録が入ったUSBを受け取る。ジュユンが北京行きの飛行機に乗るまで30分しかない!
ジュユンは亡命を希望していた為、その助けになるならとインタビューを受けてくれた。そしてジョンフはヒーラーの格好に着替える。ムンホとサムデーは連携して生放送を始めた!
「私は今空港に来ています。ロシアから来た生化学者に会うためです。トゥゴク里事件を覚えてますか?村人たちが原因不明の病魔に侵され5人が死亡した事件です。しかしその実態はある実験だったようです!」
続いてジュユンの中継が。
「水質研究中に偶然発見したある細菌の毒性をわざと強化させ人体に害を及ぼす研究をしています。わざと水質汚染させ水質管理を民間業者に委託した方がいいと人々に思わせる為です」
そこまで放送した時女子トイレの中にジョンフが踏み込んでくる。自分が細菌を奪いジュユンを無理矢理連れ出した様に見せかけた。
トイレの外でアンやサンス達に取り囲まれたが、それを生放送し続ける。
その時、ジュユンが逃げて、彼女を殺す為に待ち構えていた殺し屋の側に近づいた時、ジョンフは拳銃を構えてジュユンの動きを止める!
銃声が響いた!全ての時間が止まった…
それはジョンフが撃った音ではなく、ユン刑事がジョンフを撃った音だった!
次の瞬間、ジョンフが倒れ血を流していた…
あらすじ⑨〜長い闘いの果てに〜
テレビでミンジェがキャスターをしているABSニュースが流れていた。
「空港で銃撃戦が起きて1人が死亡しました。死亡したのは内部告発者を暗殺するために雇われた殺し屋でした」
そして、アンやサンス達も捕まり、ユンジュのインタビューも流れた。その後コ・ソンチョルがLAから持ち込んだ御大の動画も流れた。
「殺し屋の雇い主はオメガホールディングスのパク・ジョンデ代表でした。パク代表がロシアの科学者ニコライと会っています。検察はパク代表にトゥゴク里事件の責任を問う方針です。殺し屋の名前はパク・ボンスでいくつもの名前を使い分け、複数の事件に関わっていました」
そう放送されたパク・ボンスの顔は全くの別人だった。ミンジェも最後は協力して御大を追い詰めた。
事件が起こる直前ジョンフがヒーラーに変身していた時、血のりをコートの下に仕込んでいた。全てユン刑事とムンホ、ヨンシン、ミンジャと仕組んだ芝居だった!
ムンホは放送を終えたミンジェを迎えに行き、肩を組んで2人仲良く歩いて行く。
ある日の昼下がり、怖くて運転が出来ないと言っていたヨンシンが車を運転し、ジョンフがカメラマンをして2人で元気に取材をしていた。
みんなの協力でジョンフは捕まる事なく、ヒーラーを別人に仕立て、2人は普通の恋人になれた。
幸せを噛み締めて自然に2人は近寄ってキスをする・・・
〜俺の好きな物。高い所。初雪。小さな手。白い布団。あの髪の毛。
嫌いな物。これらを邪魔する全てのもの〜
〜私の好きな物。彼が押すシャッター音。大きな手。笑顔。広い肩幅。
嫌いな物。これらを邪魔する全てのもの〜
終わり
『ヒーラー〜最高の恋人〜』最終回感想
『奇皇后』で共演したハ・ジウォンとの2ショット!
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終わってしまいましたね。最終回はさすがに盛り沢山で長くなってしまいました(T . T)でも、臨場感や細かい動き、感情の表現は文字でも伝わる様に気を付けて書きました。
『ヒーラー〜最高の恋人〜』は韓国では最高視聴率9.7%で数字的にはヒット作と言えませんが、『奇皇后』でブレイクしたチ・チャンウクが熱の冷めない1年後には『ヒーラー』としてテレビに登場していた為か、話題性もあり評判も高かったです。
チ・チャンウクがインタビューで答えてましたが、彼が作品を選ぶ基準は①作品が面白い事、②役が魅力的な事、③その役を演じる自信がある事、だそうです。
『ヒーラー』の脚本を見た時に「面白い・やってみたい」と思ったそうで、当初心配されていたソン・ジナ脚本家では“古くなるのでは”という懸念も、チ・チャンウクの見事な1人3役の演技で払拭されたようです。
彼は『ヒーラー』が終わった後、休みなく舞台に出演しています。テレビや映画のオファーが殺到していたにも関わらず舞台を選ぶ所が、見た目の華やかさに反して演技に対する真面目な姿勢が垣間見れます。
因みに、実際の恋愛スタイルは『パク・ボンス』に一番近いそうです(笑)可愛いですね!
チ・チャンウクの事ばかり書きましたが、高身長でアクションが出来るカッコイイ若手俳優は沢山いても、『ヒーラー』は彼意外に考えられない程の完成度だと思うからです。
もし、今後シリーズ化される事があったら是非主役は続投でお願いしたいです!
『ヒーラー〜最高の恋人〜』全20話お付き合い頂きまして、ありがとうございました( ´ ▽ ` )
こちらもどうぞ( ^_^)/~~~