2016年作品でチン・セヨン主演の『オクニョ運命の女(原題:獄中花)』第11話〜第20話のご紹介です。イ・ビョンフン監督が韓国ドラマ初の外知部(弁護士)を題材にした渾身の長編時代劇です。 ※主に韓国ドラマに強いと言われてるU-NEXTの【韓国ドラマTOP30】のカテゴリーから観ています(デバイスによって表示方法が異なります)。 |
『オクニョ運命の女(ひと)』キャスト
2016年 全51話 MBC 平均視聴率17.3% |
キャスト・役名・役柄 |
チン・セヨン 「オクニョ役」監獄で生まれた天才少女でそこで得た知識と技術で陰謀と闘う。 |
コ・ス 「ユン・テウォン役」ならず者の囚人だったが優秀で強く、後に商団に入る。大妃の弟ウォニョンの息子でオクニョに惹かれていく。 |
ソ・ハジュン 「明宗(ミョンジョン)役」朝鮮王朝第13代王でずっと母親達に実権を握られてきたが王として政務を行う。オクニョに惹かれる。 |
チェ・テジュン「ソン・ジホン役」捕盗庁役人でオクニョの体探人(密偵)としての師匠の孫だが素性を知らずに豪商の養子になっていた。ウォニョンとナンジョンの娘の婿候補。 |
キム・ミスク 「文定大妃(ムンジョンテビ)役」明宗の母で11代王、中宗の3番目の王妃。長い間摂政を執っていたが息子の明宗が邪魔になる。 |
チョン・ジュノ「ユン・ウォニョン役」文定大妃の弟でユン・テウォンの父親。姉の力で絶大な権力を奮い様々な陰謀を画策する。 |
パク・チュミ 「チョン・ナンジョン役」ユン・ウォニョンの正妻。芸妓から側室になり当時の正室を殺害して今の地位に。お金で大妃に取り入る策略家。 |
チョン・ウンピョ「チ・チョンドゥク役」典獄署(監獄)の役人でオクニョの養父。お金にだらしないがオクニョをいつも気に掛けている。 |
チュ・ジンモ 「イ・ジハム役」博学者でオクニョに法典や易学を教える。貧しい人たちの為に闘い度々投獄される。 |
イ・セチャン 「チョン・ウチ役」稀代の詐欺師で様々な人間を装って騙す。オクニョに協力していく。 |
ショリ 「チョンドン役」スリで何かとオクニョに協力していく。 |
イム・ホ 「カン・ソノ役」捕盗庁役人で裏の顔は体探人(チェタミン)。オクニョをスカウトして一緒に仕事をしたが、ウォニョンの命令でオクニョを裏切った。 |
オ・ナラ 「ファン・ギョハ役」妓房・素素楼の女主人でテウォンが母と慕う元妓生と義姉妹。テウォンを助ける。 |
ユン・ジュヒ 「イ・ソジョン役」素素楼の一番人気の妓生。テウォンを密かに慕い、政治上でもテウォンの助けになる様に働く。 |
監督:イ・ビョンフン 『チャングムの誓い』『イ・サン』『トンイ』 |
脚本:チェ・ワンギュ 『ホジュン宮廷医官への道』『朱蒙チュモン』 |
演出:イ・ビョンフン(同上) チェ・ジョンギュ『馬医』『華政ファジョン』 |
『オクニョ運命の女(ひと)』あらすじ11話〜20話
※あらすじの中の見出しは分かり易い様に筆者が勝手に創作した物です
あらすじ①~殺された正妻~怒った大妃はウォニョンの全ての官職を剥奪し、オクニョがいた典獄署に投獄する。ウォニョンが投獄されている間に、テウォンとオクニョはナンジョンを追い込む為の情報を持っている人間と取引しようとするが相手が首を吊ってしまう。 本当は他殺だったがウォニョンの計略で自殺と断定され、更にナンジョンの謀略とジホンの手助けでウォニョンは出所出来た。しかし、謀反の罪を着せられテウォンがジホンに逮捕されて拷問される。 テウォンがナンジョンの策略で拷問されている事を聞いたウォニョンは、さすがに自分の実の息子の事は許せなくてナンジョンを叱りつけテウォンは釈放される。 でも、安国堂で病に臥せっていたウォニョンの正妻は侍女から盛られた毒で死んでしまう。この家の侍女も殺され口封じされたが、ナンジョンが黒幕だという証拠を見つけられなかった。 素素楼の女主人ファン・ギョハがナンジョンが正妻になる事をテウォンに知らせに来た。そして素素楼を引き継いでナンジョンとの対決の為に政治の場として利用しろと助言する。 あらすじ②~米作戦とミョンジョン王その頃、典獄署は米不足で囚人達が嘆いていた。そこで、オクニョとテウォン、博学者のジハム、詐欺師のウチの4人でナンジョンを騙して米を確保する作戦を立てる。 食料普及の確認の為に典獄署に刑曹正朗のイ・ギジュンという人物が訪れた。オクニョの訴えに心動かされるが、実はこの人物は朝鮮13代国王の明宗(ミョンジョン)だった。ミョンジョンはオクニョの言葉が気になり部下に調べさせる。 素素楼を引き継ぐ事を決めたテウォンが芸妓たちの前で挨拶する。ずっと影でテウォンの力になって来た人気芸妓のイ・ソジョンは、テウォンとオクニョの関係に嫉妬と悲しみを覚える。 ウチの大活躍で米の奪取作戦は大成功だったが、オクニョは先を考えて囚人達が働ける様に次の行動に移る。塩を作って収入を得る為、囚人が典獄署を出る事の許可をデシクにもらう。 あらすじ③~ナンジョンの怒り~一方、捕盗庁のジホンがテスの孫だと分かったが、オクニョが伝えてもジホンは受け入れられないでいた。しかし養父の変わらぬ愛情と、事実上祖父を殺したウォニョンの心ない言葉で少しづつ気持ちが変わっていく。 チョンドンの調べでオクニョの母親の遺品の二重指輪が、東宮殿の女官の物ではないかと分かった。当時、いきなり行方不明になった「カビ」という女官に関係がありそうだが・・・。 刑曹正朗のイ・ギジュンはオクニョが物怖じしないで忌憚なく話してくれる事が楽しくて何かと口実を付けて会おうとする。テウォンは嫉妬してオクニョにキツく当たってしまう・・・。 ウォニョンはテウォンに父親としての務めを果たしたい気持ちがあるが、ナンジョンは塩の取引の商売敵でもあるテウォンに優しくするウォニョンが許せない。塩の入札でテウォンに一杯食わされたと知ったナンジョンは怒りが爆発する。 ナンジョンは典獄署のユ参奉を呼びつけ、自分への協力の代わりに主簿の座を約束してユは即答で了承する。 あらすじ④~ムンジョン大妃の思惑~ナンジョンの怒りと大妃の叱責で、ウォニョンはジホンに典獄署の主簿デシクとオクニョ、商団大行首のコン・ジェミョンとテウォンの4人を逮捕させ典獄署に投獄させる。大妃はナンジョンが稼ぐ大金を息子のミョンジョンに政治的に対抗する為の資金として当てにしていた。 その頃、ナンジョンの娘のシネがジホンに婚約を破棄されて熱を出し寝込んでいた。ジホンの養父のファオクもナンジョンに警告を受けジホンを叱るが、ジホンは自分が責任を取ると揺るがなかった。 カン・ソノは捕盗庁役人と体探人の職を辞していたが、宮入りして官職に就くことになった。国王ミョンジョンの側で働く様になり、ミョンジョンはカンからオクニョの話を聞く。 あらすじ⑤~裏切りの不当判決~ユ参奉の裏切りが分かり典獄署の中は混乱していた。囚人ジハムの予言でオクニョに悪い事が起きるからと、チョンドゥクやチョンドン、典獄署の役人まで協力してオクニョを脱獄させようとするが失敗に終わる。オクニョは不安で初めてテウォンの胸で泣いてしまう。 ナンジョンの追い込みはまだ終わらず、兄のマッケが典獄署にやって来て、今まで主簿をしていたデシクに会い、裁判で全ての罪をオクニョに着せろと脅しに来た。 裁判当日になり判決が下された。テウォンと大行首は杖刑50発、でも罰金を払って終了。デシクは2か月分の給料削減と典獄署の参奉に格下げ。 4人の内オクニョ1人だけが杖刑20発、更に黄海道の海州(ヘジュ)へ監営の官婢として送られるという不当判決だった・・・。 |
『オクニョ運命の女(ひと)』相関図
『オクニョ運命の女(ひと)』11話〜20話感想
ナンジョンを騙して典獄署3ヶ月分の米を用意した作戦は、長くなってしまうので省略しました。
ウチが詐欺師の腕を発揮して、途中で拷問されながらもナンジョンを信じ込ませ、最後は殺された振りまでして難を逃れます。これがずっとバレなければいいのですが・・・。
そして、塩の入札もキジュンからの情報でオクニョ側は五千両の儲け、ナンジョン側は八千両の損失を出します。これは殺しても気が収まらない程の怒りでしょうね!
キジュンが現れてオクニョとテウォンと三角関係になりそうな・・・。でも、素素楼の人気芸妓イ・ソジョンはテウォンを慕っているようです。ここも目が離せません(^o^)
またまた濡れ衣を着せられて、流刑されて奴婢になるという、オクニョだけが重罪に問われてしまいました。まあ、その前に仲間が脱獄させようとするんですが、『プリズン・ブレイク』かっ!と突っ込みたくなるぐらい監獄を行ったり来たりしてますね〜Σ(-᷅_-᷄๑)
カン・ソノも国王側で復帰したみたいですし、どうなる事やら・・・。まだまだ物語はこれからです!!